QMI SX8000 ZELS エンジントリートメントゼルス

オイル関連

QMI SX8000 ZELS

QMI SX8000 エンジントリートメント ZELS [省燃費オイル対応]は、エンジン内部の金属摩擦面にZELS※1 トライボ被膜※2を形成し、極圧効果と減摩効果を併せ持ったエンジントリートメントです。昨今のHV車やアイドリングストップ搭載車は、停車するたびにエンジンのストップとスタートを繰り返し、軽度のドライスタートが繰り返し起きています。ZELSトライボ被膜はその極圧効果により、エンジンを掛ける度に起こるドライスタートからエンジンを強力に保護します。また、減摩効果によりエンジンが静かで滑らかになり、ドライバビリティが向上します。一度の使用で2万km効果が持続します。

※1)ZELSとは代表する有効成分の頭文字を組み合わせた造語であり、(株)ソヴリンの登録商標。
・Z=Zn(亜鉛化合物)
・E=Ester(エステル系)
・L=Longchain(オレフィン系)
・S=Sulfonate(スルホン酸塩化合物)
※2)トライボ効果とは
耐摩耗性と摩擦低減性を有した有効成分が、エンジン内部の高温・高圧の環境下で境界潤滑面に化学反応が進行することで形成された被膜。

効果と特徴

  • 一度の使用で2万km効果が持続
    ZELS独自のトライボ被膜が長期間に渡りエンジンを強力に保護します。
  • 通常オイルの約3倍以上の耐摩擦・摩耗性能
    高負荷時(過酷な荷重下)でのエンジン内部の摩擦と摩耗を大幅に低減します。
  • ZELSトライボ被膜がドライスタートからエンジンを強力に保護
    ZELSトライボ被膜の極圧性能が、ドライスタートからエンジンを強力に守ります。
  • 走行性能を向上
    ZELSトライボ被膜の減摩効果により、エンジン内部の摩擦面の抵抗を減らしドライバビリティが向上します。
  • エンジン内部をキープクリーン
    スラッジとデポジット増加を防ぐために、高度な洗浄・分散剤が混入されています。
  • 新車にも使用可能
    新車時のならし運転期間中のエンジン内部保護に最適です。

ドライスタートって何?

エンジンをスタートさせる時、オイルはオイルパンに溜まっています。オイルがエンジン全体に行き渡るまでの間、金属摩擦面は乾いた状態で擦れ合ってしまいます。これがドライスタートです。
アイドリングでドライスタートが起きた場合、ピストンはオイル潤滑が不十分な状態でシリンダー内を6秒で100往復もします。東京から大阪までの距離を走るよりも、たった1回のドライスタートの方がより多くの金属摩耗が起こると言われています。

ZELSトライボ被膜コーティングプロセス

SX8000エンジントリートメントZELSは、エンジン作動中に潤滑システムがトリートメントをエンジン全体へ運んでいき、まず摩擦表面をクリーニングします。その後、油温60℃~90℃の環境下でZELS有効成分の化学反応が進行し金属表面に吸着しながらZELS トライポ被膜が形成されます。このコ ーティングされたZELS トライポ被膜は、エンジン内部の摩擦発生箇所において被膜同士が犠牲的に接触することで金属表面の摩耗を低減します。またZELSトライボ被膜はオイル交換で失われることはなく、効果は2万キロ持続します。
ZELSトライボ被膜コーティングプロセス

極圧効果試験データ(エンジン内部保護の向上)

この試験は、極圧条件において接触する金属表面同士が摩擦によリ焼 き付くまでにどれだけの荷重をかけることができるかを表しています。 その結果、ZELSは基準オイル単体に対して約3倍以上の荷重をかけ ても焼き付くことがなく、極圧性能が高いことを示しています。これは、 ZELSがエンジン内部を強力に保護する性能を有していることを表し ています。
極圧効果試験データ(エンジン内部保護の向上)

減摩効果試験データ(エンジンパフォーマンスの向上)

この試験では、摩擦係数の減少値を割り出しました。基準オイル単体の数値に対して、ZELS添加後、10,000kmの時点で計測。オイル交換し、その後20,000km走行後の計測時においてもエンジン内部の摩擦面で抵抗を減らす効果を保持することが実証されています。
減摩効果試験データ(エンジンパフォーマンスの向上)

使用方法と推奨メンテナンスピッチ

  • 使用方法/オイルフィラーから全量注入。新車にも使用可。
  • 使用量/オイル容量3~6リットルに対して本製品を1本。6リットルを超える場合は2本。
  • 推奨メンテナンスピッチ/2万kmに1回。
  • 容量/235ml
  • 適用/ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン・ガソリンPHEV・ガソリンHV・ディーゼルHV

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